芸術に恋して★Blog★-インビクタス
インビクタス~負けざるものたち~ 」を見てきた。囚人から大統領へ、アパルトヘイトからの脱却、白人と黒人との和解を実現したマンデラ大統領の実話を基にした作品だ。
インビクタスとはラテン語で「不屈」とか「制服されない」という意味なのだそうだが、このタイトルが物語のテーマとつながる大切なキーワードになっている。
この作品での見所は、ラグビーワールドカップ南アフリカ大会で国の恥とまで言われた南ア代表チームが、マンデラ大統領の元初出場、初優勝を成し遂げるところであるが、その中にこのインビクタスの精神があり、国家として、マンデラ大統領としての哲学や願いが投影されているように描かれているところにある。
白人主体のラグビーチームをそのまま存続させ、白人、黒人といった人種の壁など関係ない、南アフリカは一つの統一国家であるということをワールドカップという舞台で証明するのだ。
27年間も白人に自由を奪われていた人間が、すべてを許し、平和国家実現のために立ち上がる姿はとても感動的だ。

一昨年「マンデラと名も無き看守」という映画があったが、この作品を見ていたおかげで、今回の作品を十分理解することができた。(★★★★)