レイトショーにもかかわらず、7割ほどの入りであったマイケルジャクソンの「THIS IS IT 」。最後の世界ツアーを前に突然この世を去ったMJ。そのリハーサル風景を編集したドキュメンタリーには、KING OF POPと称されるマイケルの真の姿が刻み込まれていた。
とても50歳とは思えないほどのダンスのキレ。世界中のバックダンサーを前にしての彼のダンスは特別のものであり、ほとんどの方がきっとMJのかっこよさに曲が終わるたびに拍手をしたくなる衝動にかられていたことだろう。
ロンドンツアーの記者会見で「ファンの聞きたいと思っている曲をやる」と語っていたマイケル。もはや、スタンダードとも言える楽曲一曲一曲に、最高の演出、歌とダンスで応えるためのリハーサルの風景はもはや、本番そのもの、世界トップクラスのミュージシャンがマイケルの一挙手一投足に集中し、音楽が自然と出来上がっていく光景はマイケルが、音楽を知り尽くしたオーケストラの指揮者が音楽を作り出していくようであった。
印象に残ったのは、女性ギタリスト。彼女の超絶テクニックをマイケルが引き出していく。
厳しいオーディションを乗り越え、マイケルと同じステージにたてたアーティストはみなそうだが、マイケルと一体になろうと自分の能力の全精力を出す。究極の音楽とエンターテインメントが生まれる瞬間、そして全世界の人々に愛をささげるマイケルの最後の姿を彼のファンならずとも是非見てほしい。(★★★★☆)
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