この映画は「バベル」、「21グラム」の脚本を担当した、ギジェルモ・アリアガが監督・脚本を行っているだけあって、多面的な構成となっている。物語は冒頭トレーラーの炎上シーンからはじまり、その出来事の背景が時代を越えて展開される。「あの日欲望の大地で 」というタイトルはそんな展開から発想されたものなのだろう。
事件の裏側では、危険な情事やがんと戦う女性、そして罪を背負った主人公マリアーナの苦悩の人生が描かれる。絶対に逃れることのできない過去。自分自身を壊してしまいたいという衝動が行きずりの男とのSEXや自虐的な行為を起こさせる。
この映画の原題は「THE BURNING PAIN」であるが、私としては、この原題のほうが、映画の本質を言い得ていると思う。「焼け付くような痛み」こちらの方が、この作品が描きたかった内面的なテーマではないだろうか。(★★★★)
- 21グラム (初回出荷限定価格) [DVD]
- ¥1,399
- Amazon.co.jp
- バベル [Blu-ray]
- ¥2,578
- Amazon.co.jp