今アートの島として話題になっている「直島 」を訪れた。この島はあベネッセが瀬戸内の美しい自然との共生プロジェクトとして開発が行われ、最近はテレビなどでもよく取り上げられるようになった島だ。
既に、関西圏では有名であるらしく、島に渡るフェリーの切符売り場には長蛇の列が出来ておりその人気の状況をうかがい知る事ができた。
現在直島では、古民家内にアート作品を展示する「家プロジェクト」やベネッセが運営する地中の中にある地中美術館、そして瀬戸内の美しい景色を見下ろせるベネッセハウスなどさまざまなアートイベントが開催されている。
実際これらを順にまわったのだが、これが大変であった。
島についたらすぐに地中美術館の整理券を確保するために、ミニ定期バスにのり、対岸の施設まで移動。11時について取れた整理券は2時30分からのもの。それから家プロジェクトを見学するためにチケットを購入。1000円で6箇所を見る事ができるのだが、すでに1ヶ所は終了したとのこと?で5箇所を見入ることにした。
各展示作品とも列ができており、最も長いもので40分程度並んだ。ここでしか見られないとはいえ、一つの作品をみるのにこれだけ待たされるとさすがにげんなりする。
なんとかすべて鑑賞し、地中美術館まで約3キロの道のりを歩いて向かった。地中美術館は、本館とチケットセンターが分かれており、チケット(2000円)を買うのにまたしばらく待たされた。なんとかチケットを手に入れ、5分ほどあるくとようやく美術館の入り口に到着した。
この美術館の作品は展示室が5つで、建物の構造自体が作品になっていたり、展示室自体が鑑賞対象の一部だったりと、自然を意識した建築的アートの要素が強い。しかしまたここでも作品を見るために15分~30分待たされた。それぞれの作品はスケールが大きくまあまあよかったが、一番良かったのは、館内のカフェから望む瀬戸内の風景だったかもしれない。
最後にベネッセハウスに行った。ベネッセハウスは3フロアが美術ギャラリーになっており、近代のポップアートが中心の作品が展示してあった。(入場料は1000円)ここでようやくゆったりアートを鑑賞する事ができた。
なんとか約6時間かけて、島にあるアートを鑑賞したが、ここまで体力と根気がいるとは思わなかった。出来ることなら、アートは自分のペースでじっくり鑑賞したい。
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