芸術に恋して★Blog★-エルカンタンテ
映画「エル・カンタンテ 」は伝説のサルサシンガー、エクトル・ラボーの栄光と苦悩の半生を綴った伝記的な映画である。エクトル・ラボーといわれても知っている人はあまりいないと思う。私自身この映画を見て初めて彼の事を知った。
タイトルの「エル・カンタンテ」とは、歌手の中の歌手という意味でつかわれていて、彼がそう言われていた事。彼が一時所属していたサルサバンド、ファニア・オールスターズはサザン・オールスターズの命名の由来である事。など背景を聞いただけでのその偉大さが理解できる。
この映画はジェニファー・ロペスが製作、ジェニファーの夫の現役サルサ歌手マーク・アントニーが主演のエクトルを演じている。そしてジェニファー自身もエクトルの妻、プッチ役で出演し、夫婦ならではのリアルな演技を披露してくれる。また、ジェニファーとマークはともに20代~40代後半までを代役なしで演じているという点も見所の一つだ。

構成はジェニファーのインタビューによる回想という形式であったが全てジェニファー自身が演じていたので、本当のドキュメンタリーを見ているようであった。
また、マークのライブのシーンについてもフィルムコンサートを見ているようで、思わず拍手をしてしまいそうになるぐらい見事だった。

エル・カンタンテはドキュメンターリとライブを同時のたのしめるジェニファー渾身の1本です。(★★★★)
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私がサルサという音楽に出会ったのは、1990年頃で、当時話題になっていた、オルケスタ・デラルスの渋谷ON AIRでのライブがきっかけだった。それからしばらくラテン音楽にはまった時期があった。今回の映画の中で歌われた楽曲の中のいくつかは、スタンダードとなり、オルケスタ・デラルスもカバーしていたので、とても懐かしく思えた。
劇中、まさに「エル・カンタンテ」というタイトルの曲がエクトルに捧げられるが、あらためていきさつを聞くと感慨深い思いがする。

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