芸術に恋して★Blog★-セントアンナ
これは、ほとんど戦争映画といっても良いのではないかと思う。冒頭の郵便局員が突然ドイツ製のピストルで窓口に来た客を撃ち殺し、取り調べを受けるところと終盤以外はほとんど第二次世界大戦時のイタリアの話だ。戦争の回想映画と言ってもいいかもしれない。
第二次大戦関連の映画は多くあるが、イタリア戦線での米国黒人部隊(バッファローソルジャー)とイタリアパルチザンとの複雑な関係性を表した映画をいままでに見たことがなかったので興味深い面も多かった。セントアンナの大虐殺という事件は正直内容については知らなかったが、この映画でその経緯が分かったし、得にボブ・マーリィの歌にもでてくるバッファローソルジャーとはどのようなものだったのかもなんとなくわかった。

途中、米国黒人兵が「イタリアにいるほうが、アメリカにいるより、自由(平等)だ。」というセリフを言うが、これがとても印象にのこった。
今も尚のこる戦争の悲劇、そして人種差別、そんな社会問題を、この映画は感動の中からわかりやすい形で伝えてくれる。(★★★★)

→セントアンナの奇跡オフィシャルサイト

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