芸術に恋して★Blog★-群青
群青とはその漢字がしめすとおり、「青の集まり」という意味らしい。青の持つイメージには「静寂」「冷静」「平和」などがあるが、そんな青のイメージを持ってこの映画を見ると、なんとなく演出や脚本の意図がよくわかる。
オープニング部分で、ピアノ演奏されるのがラヴェルの「逝ける王女のためのパヴァーヌ」。この曲でこれから起こる物語の展開を予感させる。そして、青のイメージの描写がところどころに挿入されながら沖縄の海をバックに静かに物語りが進む。
全体としては単調で、台詞も小声でぼそぼそ話されるので少し退屈な感じをうけるが、製作者の「群青」のコンセプトを映像、音、脚本の中で最後まで貫いているところは良かった。(★★★)

◎映画「群青」公式サイト