芸術に恋して★Blog★-DOG STARMAN
スタン・ブラッケージの「DOG STARMAN 」を見た。これを映画というべきか、インスタレーションというべきか。とにかく意味不明の映像であった。犬を連れた木こりが山を登っていく映像がときどき認識できる意外は、なにかがうごめく映像や赤ん坊の顔、女性のヌードなどが多重露光、コマ撮り、クローズアップ、フィルムの腐食、などフィルム映像表現を駆使したカットが次々とインサートされるだけだ。
作品は一応プレリュードからPart1~Part4までの5つのパートで構成されている(全部で78分しかもサイレント)が、つながりや意味はさっぱりわからなかった。途中で退出する人も何人がいた。この作品を実験映画であるとかたずけてしまえば簡単なのだろうが、私自身さすがに、この作品をどう表すればよいかよくわからない。意図的にこのような映像を創作したとすれば、それはそれで計算された根気が必要な芸術作品なのであろう。ただ、この作品が制作されたのが1961~1964であった事を考えると技術的にも表現的にもかなり、革新的な作品であったであろうことが想像できる。(★★)