浅田政志 という写真家の「浅田家」という写真展を見に行ってきた。タイトルからして家族をテーマにした写真展かとおもったが、単に家族の日常を追った記録というたぐいのものではなく、家族がスチール写真のモデルとなった。いわば、シチュエーション設定の写真展であった。
身近にいる人物をテーマにしている写真家は梅佳代(おじいちゃん)や澤田知子(自分自身)などがあるが、浅田氏は家族を被写体として選んでいる。消防士やラーメン屋など、強引なシチュエーション設定の中で、家族全員が本格的スタイルやメイクでそれぞれの設定された役柄を演じている。また、構図や演出も凝っていて、おもわずニヤッとしてしまうカットも何点かあった。
私はこういうスタイルの写真はあまり好きではないが、写真を楽しむという意味ではとてもおもしろいコンセプトを提供してくれているのではないかと思う。
浅田家/浅田 政志
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