大森南朋ファンからの一押しを受けて、映画「ハゲタカ 」を見てきた。大森南朋といえば、「ヴァイブレータ」や「深呼吸の必要」など、主演を際立たせる脇役が多い。最近のフィッシュストーリーではロックバンドのプロデューサーという役でいい味をだしていた。今回のハゲタカは彼が主演。貫禄をだす役作りのために太ったなどとその意気込みも感じられた。
「ハゲタカ」は天才ファンドマネージャー鷲津雅彦が企業買収によって、企業を再生させる物語で、07年NHKのドラマで話題になった物語だ。私はドラマ自体を見ていなかったので、若干わからない部分もあったが、ファンドの意義、世界感みたいなものを感じ取る事ができたように思う。
今回は日本の自動車メーカーの企業買収が題材になっており、赤いハゲタカとよばれるファンドマネージャー劉一華との対決の物語になっている。
一番の見所は、二人の情報戦と心理戦、そしてファンドマネージャーとしての交渉戦略であるが、それ以上に「マネー」とは何かというテーマが物語の進展の中で見ている側に深く突き刺さってくる。
映画の中で「お金がない不幸、お金がありすぎる不幸」というような表現が使われているが、社会におけるお金のパワーと、それに影響される人間の弱い姿がとても印象的であった。(★★★★)
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