芸術に恋して★Blog★-halfway
岩井俊二、小林武史プロデュースの映画「ハルフウェイ 」。「空から降る一億の星」の人気脚本家である北川悦吏子の初監督作品という事で、ある程度期待をもって見た。
ものがたりは大学受験を前にした、高校生のカップルがつきあい始めたもののお互いの進路の違いによって、北海道と東京で離ればなれになってしまうという現実を前に、思い悩むというよくある話だ。
二人の有名プロデューサーが関わっている事もあって、映像演出面では岩井俊二の色が良くでている。しゃぼんだまをつかった演出や水面や空、夕暮れ時のカット、手持ちカメラでのパンや、狭い室内でのカットなど、「花とアリス」や「虹の女神」のワンシーンを思い起こさせるようなセンシティブな映像表現を楽しむ事ができた。
主演の北乃きい・岡田将生 の若手俳優もよかったが特によかったのは、習字の先生として登場する大沢たかおである。北乃きい演じるヒロが大沢たかおに相談を持ちかけるシーンはこの映画の見所の一つだ。

高校生の初々しい恋愛のシーンとしてとてもキレイに仕上がっているが、二人のシーンが少ししつこく感じられ、ストーリー自体も薄く、切なさや感動みたいなものはあまり感じられなかった。(★★★)
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