芸術に恋して★Blog★-シェルブール
デジタルリマスターで昔の映画が映画館で上映されるようになってきているは、映画ファンとしてとても嬉しい。このシェルブールの雨傘 は1964年カンヌ国際映画祭のグランプリ作品(制作45周年)で、フランスを代表する名女優、カトリーヌ・ドヌーブをスターダムに押し上げた名作だ。
タイトル、音楽とも有名でよく知っているのだが、はずかしい話、映画を作品をみるのは今回がはじめてである。
この作品はフランス、シェルブールを舞台にしたミュージカル形式の恋愛物語で、傘店で母と二人で働くジュヌヴィエーヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)と自動車修理工として働くギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)の現実と愛の狭間で苦悩する恋の行方を描いた作品だ。
現実とは、お互いの家族の生活であり、ギイの兵役による2年間の別れである。二人は愛を貫こうと約束するが、2年という年月は事態は思わぬ方向に進んでしまう。

愛と現実、生活と人生、ミュージカルでありながらリアルな現実を真正面からとらえ、男と女の幸せを見事に物語りに落とし込んでいる完成度の高さを考えると、カンヌグランプリも納得である。

オープニングの映像は印象的で、美しい。
スウィングする音楽、哀愁のメロディはいつまでも耳に残る。
(★★★★)