写真美術館で「イマジネーションと視覚、知覚を超える世界」と名うった展示を見てきた。タイトルにあるように、イマジネーションを表現するための技法や実際の表現について、資料や作品の展示がされていた。
特に電気を使わない影絵や、立体表現やスリットアニメーションの技法を手にとって楽しめたのがよかった。
それらの技法をいくつかまとめてみたい。


芸術に恋して★Blog★-ヘリシオ2
(1)ヘリオシネグラフ
スリット(切れこみ)の入った板とは別に絵のかかれた回転ばんが取り付けてあり。この2枚の板を同時に回転させ、スリットからのぞくことによって鏡に映したのと同じように、動く絵を見ることができるもの。





芸術に恋して★Blog★-フェナキスティコープ
(2)フェナキスティスコープ
軸に垂直に取り付けられた回転する円板。円板にはアニメーションのコマに相当する絵が順に描かれており、コマとコマの間にスリットがある。この円板を回転させ、絵を鏡に映し、動くスリットから透かして見る。残像現象を利用し、スリットを通すことでブレがなくなり、絵が動いているように見える。



芸術に恋して★Blog★-ゾート
(3)ゾートロープ(回転のぞき絵)
側面に縦にスリットの入った円筒形をしている。スリットとスリットに挟まれるように、内側の面に個々の静止画が描かれており、連続写真のように並んでいる。この円筒を回転させ、スリットから反対側の内側を透かして見る。スリットを通すことで、絵がぶれないようにし、映画と同様の原理で絵が次々と入れ替わることで動いているように見せる。


芸術に恋して★Blog★-プラクシノスコープ


(4)プラクシノスコープ
スリットを使用しない代わりに、中心部の円筒に、絵と向き合う格好で、ぐるりと鏡が張りつけられている。絵と鏡 は同時に回転するようになっていて、自分にいちばん近い位置にある鏡を見つめながら円筒を回転させると、動く絵が楽しめる。




芸術に恋して★Blog★-アナモルフォーズ
(5)円筒アナモルフォーズ
アナモルフォーズとは法則的に歪曲された絵の事。
特定の一点から見た時のみ、或いは円筒鏡や円錐鏡等に映す事で正しい画像を見る事ができる。