芸術に恋して★Blog★-daremo2
「誰も守れない」は映画「誰も守ってくれない」と対になるスペシャルドラマだ。いかにもフジテレビらしい、映画とテレビとのコラボレーション企画だと思った。ドラマは映画版で起こる事件の4ヶ月前の設定になっていて、映画とは逆の立場での展開になっている。

「誰も守ってくれない」→加害者家族の保護
「誰も守れない」→被害者家族の保護

ドラマ版で佐藤浩市が保護を任されるのは、映画版で登場する木村佳乃演ずる精神科医であり、この逆の立場の関係性が映画に繋がっていく。

しかしこのドラマで一番おもしろかったのは、本筋の物語ではなく、佐藤浩市と松田龍平のコンビネーションだた。一見全く逆の色を持っている二人だが、掛け合いが絶妙で、特にシャブ漬けにされた松田龍平を佐藤浩市が見舞うシーンには目が釘付けになった。松田龍平のまるで父優作が乗り移ったかのような目、そして演技。そしてそれを受け止める佐藤浩市の男らしい包容力を感じる演技、見応えがあった。
これだけ魅力があるときっと制作側はこれをほおっておかないだろう。見ている側としても、これから先の二人のドラマをみてみたいと正直思う。イメージとしては、「傷だらけの天使」の萩原健一と水谷豊のコンビのような雰囲気に近い気がする。

このふたり、水谷豊の「相棒」や、柴田恭兵の「あぶない刑事」のようなシリーズものに企画が発展するのでは?