芸術に恋して★Blog★-moon
THE MOON 」を見た。この映画は米国のアポロ計画を追ったドキュメンタリーだ。
劇場内を見渡すといつもと少し雰囲気が違う。ひとりで見に来ている50代~60代のおじさんが多いのだ。スペシャルプライスだったせいもあるが、少し異様な感じを受けた。やはり、リアルタイムで月面着陸のテレビ中継を見た方々なのだろう。

物語は実際にアポロ計画で月に行った経験を持つ宇宙飛行士のインタビューをもとにNASAの未公開映像や報道映像とともにアポロ計画の全容と、実際宇宙飛行士達が体験した、月の世界、宇宙そして、その後の人生について語られる。


その中で私が一番印象に残ったのはやはり、アポロ11号の月面着陸。司令船から探査船が切り離され、月面が少しずつ近づいきて、着陸するまでの映像はとても神秘的で感動的であった。
アームストロング船長が言った「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。」という有名なコメントがあるが、実際の映像をみているととても現実感がわき、まるで自分が今、月面着陸をしているような気なってきた。

また、月面から地球がのぼる有名な写真があるが、こうしてあらためて見ると本当に地球は美しい。「地球はこの広大な宇宙という砂漠に浮かんでいる奇跡のオアシスだったのだ」というコメント。この言葉にも強い説得力を感じた。ここに映し出される映像はCGではなく全て実写なのだ。

アポロ計画で9機のロケットが月に向かい、月面を歩いたのは12人そしていまだに、地球外に立った人間はこれ以外いない。

今年は人類が月に行ってから40年、とても感慨深い気持ちになった。(★★★★)