茂木健一郎さんの本が最近よく目に付くが、「すべては音楽から生まれる」もそういった著書の中の一つだ。脳科学者である茂木さんの著書は当然のことながら、脳科学的な視点での彼の志向に興味を持つのだろう。経験や歴史的な事実からの推察だけではない、科学的な裏付けをふまえてそれぞれの事項が語られるのが特長である。特に今回紹介する著作は「音楽」がテーマとなっている。最初は「脳科学と音楽?」と思ったが、音楽が人間の人格や情緒の形成、生き方までに影響を及ぼすものであるとこの本は言っている。モーツァルト、ベートーベン、シューベルトなどのクラシックの話から、音楽を聞くこと、音楽を演奏すること、ライブに参加する事の意義などが、脳科学的な視点も含めて語られていた。
すべては音楽から生まれる (PHP新書)/茂木 健一郎
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「脳にいいこと」だけをやりなさい!/マーシー・シャイモフ
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