芸術に恋して★Blog★-paris
モンマルトル、エッフェル塔、バスティーユ、ソルボンヌ。聞き覚えのある名前がつぎつぎ台詞に登場する。
映画「PARIS 」はそんな生きているパリを実感する事ができる作品であった。

この映画は心臓病で余命わずかと宣告されたムーラン・ルージュの元ダンサーピエールを中心、にパリで暮らす人々の赤裸々な人生模様を描いた群像劇だ。
失業者に仕事の斡旋をする仕事をしているピエールの姉。父を亡くし、学生に恋をする歴史学者。朝市で生計をたてる行商人。パリにあこがれをもつカメルーンの青年など、登場人物はさまざま。
みんな心に淋しさや苦しみをかかえ、文句を言いいあいながらも自分自身の人生を大切にし謳歌する。
個人主義の中にも愛に満ちあふれたふれあいや思いやりが、パリの町並みをバックに美しく映し出されどんなにつらいことがあっても、生きていればきっといい事がある。そんな前向きな生き方をこの映画は教えてくれる。
恋の街パリ、男は女を愛し、女は男を愛す。そしてそれぞれがそれぞれの人生を思う存分楽しむ。そんなフランスらしい世界がスクリーンに広がっていた。(★★★☆)