芸術に恋して★Blog★-青い鳥
映画「青い鳥 」を鑑賞した。この映画はイジメ問題をテーマにした作品でとある中学校が舞台となる。イジメで自殺未遂を出したクラスに、補助教員として赴任してくる村内(阿部寛)は吃音でうまくしゃべれない。
イジメ事件を過去のものとして忘れたい教員とクラスメイト達。村内はこうした状況をみながらイジメ問題で本当に必要な事をみずからの行動をもって彼らに伝えようとするのである。
イジメを題材にした映画というと岩井俊二監督の「リリィ・シュシュのすべて」を思い出す。この映画はイジメの現実とそれがエスカレートしていく過程を社会全体の問題を交えながら提起した作品であったように覚えているが、「青い鳥」はイジメが起こってしまう原因とそれに関わる教育の現場のあり方を表したものである。
全体的に派手さはないが、視点がとても現実的で、中学校のイジメ問題だけではなく、われわれ社会人にとっても思いやりを持つことの大切さを考えさせられる映画だ。
生徒役の本郷奏他、2年1組の生徒達の演技もすばらしい。(★★★☆)