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かなり軽いノリの映画だが、語っている事は実にまじめな問題なのだ。映画「世界で一番美しい夜 」は大願大介監督による複雑化する人間関係社会やストレス社会に対する人間性回帰をテーマにしたフィクションだ。

物語は日本一出生率が高いことで国から表彰される事になった要村という村の14年前の話。左遷で要村を訪れることになった新聞記者水野一八(田口トモロヲ)が、村の調査をするうちに、一風変わった村人たちのゴシップに振り回される。特殊な能力を持つスナックのママ、あほアレルギーの娘、セックス信者の謎の研究者など、ぶっとんだキャラクターばかりだ。ときどき挿入されるスズキコージ のイラストレーションがそれぞれのエピソードを整理してくれるのでこれだけはちゃめちゃな展開でも筋はわかるようになっている。
「世界で一番美しい夜」は情報氾濫し、便利になりすぎた原題に、本当に大切なことはなんなのかを気づかせてくれるそんな作品であった。(★★★)
後半わるのりという感じでR18のオンパレードです。