黒人初の大統領に就任した南アフリカのネルソン・マンデラ氏。その半生を描いた映画が「マンデラの名もなき看守 」だ。この映画のおもしろいのは、マンデラ氏を直接描くのではなく、専属の看守という視点をいれることで、人種差別やアパルトヘイトなどの問題点を人間的な側面で浮き上がらせているところにあると思った。白人の看守グレゴリーの家族もマンデラの家族も同じ家族には変わりはない。
アパルトヘイトという言葉の意味は歴史の教科書で概略だけは知っていたが、この映画を見ると実際の背景というものがよく分かる。(★★★★)