park
日本なのに、どこか異国のような雰囲気が漂う古いラブホテルの屋上には解放区とよばれる公園がり、近所の老人や子供達がどこからともなく集まってくる。映画、パーク アンド ラブホテル はそんな都会のエアーポケットのような場所を舞台にした物語だ。
ひかりに集まる蛾のようにその場所にひきこまれる3人の女性。皆、心にやりきれない思いを持ち、それをなんとかしたいと思っている。そして、ホテルの経営者であり、公園の管理人の老女。彼女もまた結論をだせず日々変わらぬ生活を送っている。
3人の女性はそれぞれ、このホテルで生きることの意味に気づき、管理人もまた彼女たちの出会いによって心を解放していくのである。
「エントロピー」。この耳慣れない言葉が、物語を整理する一つのキーワードになっている。(★★★★)