暖かくなってきたので、いつもの河原でサックスの練習を再開した。この場所もだんだん慣れてきて、散歩や、ジョギングする人たちの目もあまり気にならなくなったが、最近声をかけられたり、曲の演奏を求められたりする事が増えてきた。今回もラグビーボールで遊んでいた小学生の兄弟が、練習している私にまとわり付いてきて「趣味?」「この楽器なに?」「何円で買えるの?」「なんか吹いて」などと遠慮無く質問を浴びせてくる。しばらくすると小学校1年生ぐらいのおとうとが、ベルに顔をつっこんで音を出せとせがんできた。こうなると練習どころではなくなってしまい、しょうがないのでちょっと話につきあってやった。どうやらこの兄弟は母子家庭で、兄弟二人で河原に遊びにきているらしかった。
なにか吹いてとうるさいので、一曲吹いてやると、「知らない。またね、頑張ってください。」と言って立ち去っていった。練習への集中力は切れてしまったが、こういう出会いも屋外練習ならではでおもしろいかもしれない。
yuhi