乙一原作の映画、「暗いところで待ち合わせ」を見た。この作品では目が見えなくなってしまった女性レイナを田中麗奈、彼女の家に侵入する青年アキヒロを、チェン・ボーリンが演じている。
目が見えない女性の家に、犯罪者が侵入して、一方的な同居生活を始めるといった設定はいかにも乙一らしい設定で、とても興味深かった。
なんといってもすばらしかったのは田中麗奈の演技で、盲目の一人暮らしという主人公の心情や、動作を見事に演じていた。
乙一作品で感じる事のひとつに、「孤独」とか「ひとりぼっち」という自分自身に向かい合う世界観があるが、この作品でも盲目で一人暮らしのレイナ、異国の地で働くアキヒロの共通的も「ひとりぼっち」であった。
映画としては全体的にはよかったもののただ一つアキヒロが殺意をいだく設定が不十分に感じられた事が少し残念。
(★★★☆)
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