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バイブレーターの廣木隆一監督の今回の映画は「M 」。馳星周の中編小説の映画化だ。この作品はタイトルのとおり誰もが持っているMの部分の深層心理を具体的にえぐり出した作品である。
出会い系サイトへの書き込みから売春を始め、田口トモロヲ演じるやくざに捕まり泥沼にはまっていく人妻の聡子。幼いころに、母へ暴行する父親を殺した事のある新聞店で働く稔。二人は男と女、SとMの対極として描かれる。そしてこの二つが交錯する時事件が起こる。
なんともやりきれない気持ちが残るが、考えさせられる映画であった。(★★★☆)