- 一時期ブームになった「本当は恐ろしいグリム童話」を読んだ。タイトルからして、かなりおどろおどろしい内容を創造していたが、実際には人間がだれしも持っているエゴやエロティシズム、残忍性といった普段は隠しておきたい恥部的な部分がかなりストレートに表現した内容になっていた。
- 唯一シンデレラだけは実母の愛の物語であり美しさを感じたが、それ以外の作品はかなりエロくてグロい。
- 時代背景こそ中世ヨーロッパと現代とは異なるが、今の時代に読んでも、十分興味を引かれる内容であった。
- 今の作家でたとえるなら、乙一の作品がこれに近いように思えた。 (★★★★)
- 桐生 操
- 本当は恐ろしいグリム童話 (WANIBUNKO)