ahiru

この映画、あまり期待していなかったが、予想以上よかった。原作のすばらしさもさることながら、主演の二人の演技は見事、特に椎名役の濱田学のキャラクター的な存在は大きく、この作品をとてもリアルなものにしている。


物語は、仙台の大学に新入生として入学することになった椎名と、転居先のアパートの隣人河崎の出会いから始まる。河崎は隣人のブータン人のための広辞苑を手に入れるために、本屋襲撃を椎名に提案する。はじめは断っていた椎名であっるが、河崎の強引な押しで襲撃に共犯するはめになる。なんなく手にいれたものは広辞苑ではなく広辞林であったが、この意味がよくわからない襲撃には深いわけがあった。


ここから先を書くとネタバレになってしまうのでこれから先は書かないが、タイトルのアヒルと鴨のコインロッカー

という一見よくわからないタイトルが、映画を見終わった時にはとても気の利いたユーモアのあるタイトルであることがわかる。(★★★★)







伊坂 幸太郎


アヒルと鴨のコインロッカー