映画『それでも生きる子供たちへ 』は世界を代表する七カ国の監督達が、厳しい現実と向かい合いながら生きている子供達の姿をそれぞれの視点で撮り下ろした、ショートフィルムムービーだ。
メガホンを取った監督は
(1)メディ・カレフ(アルジェリア)
(2)エミール・クストリッツァ(ユーゴスラビア)
(3)スパイク・リー(アメリカ)
(4)カティア・ルンド(ブラジル)
(5)ジョーダン・スコット/リドリー・スコット(イギリス)
(6)ステファノ・ヴィネルッソ(イタリア)
(7)ジョン・ウー(中国)
それぞれ、国が抱えている社会的な問題の中に生きる子供達の生き様をみごとに描いていた。
特に印象深かったのはスパイク・リーの『アメリカのイエスの子ら』カティア・ルンドの『ビルーとジョアン』そしてジョン・ウーの『桑桑と子猫』の作品。
『アメリカのイエスの子ら』ではHIV感染者であることを自覚した少女の再出発までの愛と苦悩を描いている。『ビルーとジョアン』では、廃品を拾って自活する姉妹の前向きな生き様。『桑桑と子猫』では路上で働く孤児と愛に飢えた少女の姿を通して、子供達の生きる力を描いている。共通して言えることは子供達はなにも悪くない事、そしてみんな疑問を感じながらも、力一杯生きているという事だ。
この映画を見終わった後、かつて自分が子供だった頃を思い浮かべてしまった。
お薦めです。(★★★★)
『桑桑と子猫』はかなりぐっときます。