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プレステージ とは、マジックにおける最後の段階つまり、確認~実演のあとの予想を超えた驚きの事で、この三つを実演する事がプレステージ(偉業)と言われる。
この映画はそんなマジックに重要な三つのステップをテーマに展開されるふたりのマジシャンの人生をかけたマジックの物語である。
映画の設定は19世紀末のロンドン、マジックを見にあつまる客は常に新しい驚きを求めていた。主人公のアンジャーとボーデンは新進気鋭のイリュージョニスト、お互いを尊敬しあい、意識しあっていたが、ある日アンジャーの妻が脱出の失敗で死んでしまう。ほどけるはずの縄を結んだのはボーデン。アンジャーはボーデンに復讐を誓う。そしてここから、お互いの人生をかけたマジック(トリック)での戦いの物語が始まる。
この映画を見ていると、マジックの仕掛けが思った以上に大がかりで、大胆であることがわかる。また、その視点が、でんじろう 氏のような科学的な要素と深く結びついている事もわかる。
超能力的な要素はあまり見られないが、マジックの神秘性、エンターテインメント性などのようなものをこの映画を見て感じる事ができた。
マジシャンならではの二人の駆け引き、トリックの掛け合いはおもしろい。(★★★)