mushi
「精霊でも、幽霊でも、もののけでもない、怪しき生き物虫。100年前の日本。蟲が引き起こす不可思議な現象を解き明かし、人を癒し、救うものを蟲師 と呼んだ。」
この映画、現代ではなかなか意識する事のできない未知なる世界観を表現している映画であるので、まずこの定義を頭にたたき込んで観る事をお薦めする。
主人公ギンコ(オダギリジョー)は蟲師であり、旅をしながら蟲の病を治していく。人里はなれた山奥、ギンコが意識の中に描く原風景がフラッシュバックされ、この未知なる蟲の世界が浮かび上がってくる。
途中、淡幽(蒼井優)という蟲にとりつかれた女性が登場するが、ここから、蟲師ギンコと蟲の存在を追究する展開になる。蟲の世界を表現したCGや、原風景の神秘的な映像表現が見所。途中物語がどこに向かっているのか分からなくなってしまったが、その世界観を感じる事はできたような気がする。(★★★)
漆原 友紀
蟲師Official Book