東京写真美術館で開催中の写真展「地球の旅人 」(ほしのたびびと)を見てきた。この展示会はネイチャーフォトの新進作家、三人の作品を特集展示したものだ。菊池哲雄の極地を極めたもののみが見る事ができる自然の世界、前川貴行の野生動物たちの大迫力のいとなみ、そして林 明輝の地球の呼吸を感じるような写真。どれもすばらしいものであったが中でも林氏の作風には感銘を受けた。自然が演出した世界をすばらしい写真技法でアートにしている。どうしたらこんなすばらしい色彩をだせるのか、彼の作品にはどれも色のテーマがあるように思えた。そして見事な構図とフレーミング。完璧なまでに構成された構図はあたかも写真をとるために、自然が前もってセッティングしたかのように思える。