森美術館 で開催されているビル・ヴィオラの展覧会に行ってきた。今回の展示会は彼の映像表現を中心としたインスタレーション作品で構成され、一つ一つの作品が部屋全体を利用した大がかりなものになっていた。
ギャラリーに入るといきなり正面に大きなスクリーンがあり、超スロー再生で、炎に包まれる男と水に打たれる男が映写される。なんという不思議な迫力。
映像は静止画とは違い、時間という尺度がるが、彼の作品はその尺度をズームアップ、つまり超スロー再生をする事で人やモノの微妙な変化が表現される。
まさに夢に出てくるような時空を超えたイメージがそこに存在する。
高速で動くモノではなく人の表情の変化を個々までゆっくり見せられると、感情の変化が怖いくらいにリアルに迫ってくる。
こんな映像を見たのは初めてだ。
◎森美術館
- ビル・ヴィオラ
- ビル・ヴィオラはつゆめ