先日、青山にある「ワタリウム美術館 」に行ってきた。この美術館はコンテンポラリーアートを中心に展覧会を行っている美術館で、現在国際的に活躍しているアーティストを中心に作品の展示が行われている。
現在開催中の企画展は「ボロボロドロドロ展~帰ってきた日本のサブ・カルチャー~ 」というもので、アメリカ在住の河井美咲さんと テイラー・マッキメンス(アメリカ)氏がフューチャーされていた。河井さんの作品は身近にある素材を使って、日々の生活の中で彼女が感じたままのイマジネーションをストレートに表現したイラストレーション、インスタレーションが中心だ。特に小型モニターを使った、家庭をイメージしたポップな作品には思わずにやりとさせられた。一方テイラーさんの方は段ボールや厚紙を使った、いわゆるポップアート作品である。おもしろいと思ったのは、ギャラリーのコンクリート打ちっ放しの天井から水滴が落ちてくるさまを紙で表現している作品だ。シビアな現実もポップアートの世界ではユーモアのある芸術になる。