24トリノ、24時からの恋人たち 」はイタリア映画発祥の地であるトリノの国立シネマ・ミュージアム(モーレ・アントネッリアーナ)を中心舞台とした男女 3人の恋愛物語だ。
まず中心となるのがミュージアムで夜警をしながら、暮らしているマルティーノ。彼は孤独を好み、映画の世界で人生観を見いだそうとしている。それから自動車泥棒のアンジェロとハンバーガーショップで働いているアンジェロの彼女アマンダ。物語はアマンダをマルティーノがアンジェラが奪おうとするよくあり
そうな話であるのだが、この映画のおもしろいところは、マルティーニのアプローチと登場人物たちの感情や状況をバスターキートンを中心とした無声映画の ワンシーンで表現していくところである。一見滑稽に見えるキートンの映画も物語の流れで見せられると、それなりの説得力が出てくる。
映画のような恋。夢見るような恋がこの映画のテーマなのであろう。(★★★☆☆)