obj 秋晴れの気持ちのよい空が広がっている中、豊田市美術館 に入ってきた。現在開催中の企画展は「GARDENS~小さな秘密の庭へ~」という内容がテーマになっていた。今回の展示作品はテーマが庭という事もあって、大きな作品が多く見られた。

私がおもしろいと思った作品は2つ。ひとつめは、栗林 隆 作の「ゼーフント・ヒロシマ(アザラシ・ヒロシマ)」という作品。エリアにと壁面にアザラシらしい物体が壁にくっついているオブジェが目に入る。よく見ると頭の部分が無く、壁に突き刺さっている。脇には小さな額縁が配置してあるのだが、絵はなく、穴が開いている。隣の絵に穴をのぞくと描いてあるので覗いてみると壁の中に亜熱帯風の庭が作ってあり、水面からアザラシが顔をだしている。なるほど顔はここにあったわけだ。なんとも洒落が効いている。

ふたつめは胎内をイメージしたオブジェ。くつを脱いで中にはいるとアメーバのような色とりどりのオブジェがちらばっている。よく見ると中に玄米が詰めてある。そこに横たわると不思議な感覚を覚えた。なんとなく作者の意図がわかった気がした。