ueda 鳥取県にある植田正治写真美術館 に行ってきた。東京写真美術館で作品も見て彼の作品を知り、彼の美術館があるのを知った。美術館は田園風景の中に忽然と姿を現した。コンクリート打ちっ放しの外壁、直線的な外観は不思議と回りの風景になじんでいた。
中に入ると彼の初期の作品から順番に展示がされていた。彼は山陰地方で活動をしていた写真家で、鳥取砂丘で撮影した創作的な作品が有名である。中でも1950年代に砂丘で撮影された家族の写真が好きで、いろいろな小物を手にして砂浜に立つ姿はシンプルでデザインを感じる。
背景にある砂丘の傾斜やうねりは自然のホリゾントとなり、青い空と流れる雲は自然のバックスクリーンとなる。見方によってはダリの絵のような感覚さえも覚える。
上の写真は美術館2階から望む風景だ。手前にある水の鏡が前方にある大山をさかさに映し出す。

そして是非見て欲しいのが映像展示室にある大型レンズから映し出される映像だ。実はこの展示室、部屋自体が大きなカメラになっていて、レンズを通して外の風景を映し出す仕掛けになっている。下の写真は映し出された大山の像。屈折して逆さまになっている。
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