mary “ハマのメリーさん” のことを知ったのは永瀬正敏主演の「濱マイク 」シリーズだった。劇場版「遙かな時代の階段を」ではマイクをヨコハマ裏社会の組織のアジトに案内する役として登場している。

顔を白塗りにしてヨコハマの町に立つ謎の娼婦。戦後50年間の横浜を見続けたある意味象徴だったのかもしれない。本名も年齢もわからない、ただ人は彼女の事を“ハマのメリーさん”と呼ぶ。
この映画はそんなメリーさんの生きた戦後50年の横浜のドキュメンタリーである。
物語はメリーさんに関わってきた人々のインタビューで構成される。そしてその話を通じて戦後の時代背景や人々の暮らしが映し出される。
どうしてメリーさんは貴婦人のような衣装なのか、どうして白塗りなのか、どうして年老いて尚、横浜の街に立ち続けるのか?
インタビューがそれらのわけを少しずつ解いていく。

1995年冬、 “ハマのメリー”は横浜から姿を消すがその存在は横浜という街を語る上で欠かすことのできない伝説として語り継がれるだろう。

予想外のラスト、グッときます。お薦めです。(★★★★☆)

●ヨコハマメリー公式サイト
●ヨコハマ経済新聞時ポート
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遥かな時代の階段を ― 私立探偵 濱マイク シリーズ 第二弾