davinchi 映画館で封切りされる前からテレビ番組などで、ダヴィンチの絵画に関する特集などを見てしまったせいか、映画自体のミステリアスな感激が薄れてしまった。
映画ダヴィンチ・コードは、キリスト教の最大の関心事をダヴィンチの絵画の解釈をふまえて展開されるサスペンスだ。

このタイプの映画は世界観がわからないとなかなか響いてこないのであるが、やはり日本人にはなかなか理解できない点も多かった。
例えば聖杯。聖杯自体がどんな意味をもっているかは理解できても、感情的には理解しがたかった。また、時折登場する宗教的な儀式などのシーンもよくわからない。

このような宗教的な側面はしょうがないとして、謎解きの演出がもう少し脚本的、映像表現的に工夫してあるとよかったのではないかと思う。トムハンクスの演技もいまひとつリアリティが感じられなかった。(★★★☆☆)

●ダヴィンチ・コード