archi アーキテクト(Architect)とは建築家を意味する言葉である。
この映画は真の建築物を造り続けた建築家ルイス・カーンをその息子ナサニエル・カーンが父の手がけた作品を探して、全世界をまわり、その存在を確かめる物語である。

冒頭、彼が亡くなった状態と彼の作品がその仕事ぶりとともに紹介されていく。一見、アーティストの伝記的ドキュメンタリーように思えるが、徐々に人間ルイス・カーンのひととなりが表現されていくことになる。

私はこの映画を見終わったあとに一つのキーワードが浮かんだ。それは、「存在」である。
建築物というものの存在を創造するという建築家の作業そのものは哲学的な意味を持ち、またそれはそこに存在する人々の生活に多大な影響を与える。(★★★☆☆)

●マイ・アーキテクト