HAZE 塚本晋也監督の最新作「HAZE 」を観てきた。昨年「ヴィタール 」で人間の肉体に焦点をあてた愛を描いていたが、今回の「HAZE」では抑圧された精神世界という観点から人間とはなんなのかをまるでダリの絵画のようにシュールに表現している。
主人公は目をさますと、そこは人ひとり通れるくらいの狭いコンクリートの空間にいる。なぜここにいるのか、主人公は理解できない。そして襲いかかる閉塞的な世界と暗闇、腹からはなぜかおびただしい出血。自由がきかない世界での恐怖と絶望。そして最後に彼を待ち受けるものは?

この作品を観たとき何年か前に公開された「CUBE 」という映画にシチュエーションがにているような気がしたが、表現している内容は全く別ものだった。

途中、かなり不快なシーンもあるがラストまでスクリーンに釘付けとなる。こういう映画は塚本監督しか作れないだろう。(★★★☆☆)

ちなみに、下記サイトで彼のインタビューがきけます。
●HIDEちゃんラジオ<第17回~23回
塚本監督最新作「HAZE」…その「超恐怖。」に迫る!