身の回りに溢れている音の存在を再認識させてくれる映画とでもいうのであろうか?「Touch the Sound
」はそんな映画だった。主演のエヴリン・グレニーはスコットランド生まれのパーカッショニストである。彼女聴覚障害者にもかかわらず音楽の道にすすみ世界を代表する演奏家になった。
この映画では彼女が世界中のさまざまな場所で様々な音を探し続ける映像がドキュメンタリータッチで映し出される。
彼女は行く先々でいろいろなものをたたいて音を出し、それによってそのもの自体の存在を確認しているのかもしれない。
Touch the Sound、彼女は音の響き、振動で空間世界を感じている。
後半で彼女は聞こえなくても自分はアーティストであると語る。彼女の頭の中には溢れんばかりのサウンドが鳴り響いているに違いない。(★★★☆☆)