先日京都で開催されたケータイ国際フォーラムに行ってきた。その中でとてもおもしろい展示があった。「触れる地球」である。これは1000万分の1サイズのアクリルでできた地球儀で、実際の地球の衛星写真を球体内部から投影表示している。映像はほぼリアルタイムに更新されていて、夜の部分は暗く、昼の部分は明るく表示される。過去の記録を時系列的にプレビューする事ができるので、気象情報でよく見る雲の動きを球面で見ることができる。デモンストレーションで驚いたのは、スマトラ沖地震の津波のようすを見られた事だ。まさに本物の地球を俯瞰で見ている感覚であった。
「触れる地球」は地球自体をタッチパネルのように触って情報を見るというアイデアをさまざまテクノロジーによって具現化したすばらしい作品である。
プラレタリウムが地球から見た宇宙を再現するものであるなら、これは宇宙からみた地球を体験するものであると言えるのではなかろうか。
この「触れる地球」は愛・地球博で披露され、2005年グッドデザイン賞金賞 を受賞している。
→地球回廊プロジェクト
→竹村真一プロジェクト