私が彼女のことを始めて知ったのは、1999に公開された篠原哲夫監督の「きみのためにできること 」という映画を見たときの事だ。
この映画は私にとっていくつもの興味の基点となった作品であり、監督の篠原哲夫、原作の村山由香に興味を持ったのもこの作品がきっかけだ。そしてもうひとり興味を持った人物がヴァイオリニスト川井郁子 というわけだ。
彼女の役はTVのドキュメンタリー番組にレポーターとして抜擢されたヴァイオリニストの役だった。劇中、ロケ地の宮古島のホテルの屋上で夕日をバックにバイオリンを弾くシーンがあるがこのシーンが私に彼女を印象づけた。


そんな彼女も現在ではいくつもの顔を持つヴァイオリニストとして、テレビ、ラジオにも引っ張りだこである。特に彼女が司会を務める音楽番組「ミューズの楽譜 」はその知名度を一気にアップさせた。また大阪芸術大学芸術学部の教授として後進の指導も努めている。

彼女の演奏の特徴は独特のゆらぎと演奏スタイルであるように思う。どこか遠くを見つめるような目で少し口を開いて演奏する姿は、まさにミューズである。

彼女のCDでは「AURORA」がお気に入りだ。このCDの中には、「最終報告!たけしの本当は怖い家庭の医学 」(テレビ朝日系)のエンディングテーマ(「インスティンクト・ラプソディー」)も収録されている。

川井郁子, シンフォニア・フィンランディア, ガロワ(パトリック), ホルスト, クライスラー
オーロラ (CCCD)
ハピネット・ピクチャーズ
きみのためにできること