以前、テレビCMの続きをネットで見せるという仕掛けを紹介したが、今度は映画のつづきをネットで見せるという手法が出てきている。先日お伝えした「探偵事務所5 」のネットシネマがそれだ。
この企画ははじめから決まっていたようであるが、驚くべきはその完成度の高さと位置づけだ。
今まではせいぜい予告編か、テレビ番組や映画のPR的な二次利用であったのが、今回は、劇場版とは別物、本当の意味での続編である。
これはすごい試みで、今後のコンテンツや広告に大きな影響をあたえると思う。今回の探偵事務所5に関しては一度の公開で終わってしまうのではなく、明らかにブランド構築を意識したものであるということではないだろうか?
このようなことを考えると林海象監督のねらいは、劇場用の映画単体を訴求するのではなく「探偵事務所5」というブランド、しいては探偵映画というジャンルを確立することであるように思う。

このようなケースを見ていると、見たいときに見られる。どんな人が見ているか解る。口コミによりファンを創出するというネットメディアが、今後のメディアを凌駕するというのはあながち嘘ではないような気がしてくる。

→探偵事務所5/ネットシネマ