映画「変身
」は「レイクサイド・マーダーケース」に続く、東野圭吾原作の小説の映画化だ。物語の設定は、脳移植にまつわる人格の変貌がその骨格になっている。現実的にはあり得ることなのかよく分からないが、東野圭吾らしい設定がおもしろい。今回の作品でヒロイン「恵」役を演じているのが女優としての成長著しい「蒼井優 」ちゃん。今回もその演技力を見事に発揮してくれた。設定上まわりの役の強さに押され気味の感もあったが、終盤の「泣き」のシーンの演技はすばらしく、一瞬ドキュメンタリーと疑うほどリアルな演技であった。
テレビ番組「オーラの泉 」でよく美輪明宏が言うように、彼女はもまた役を憑依させる力があるように思う。
今回の映画、この「泣き」のシーンだけでかなり私は満足した。
作品的には、もう少しイマジネーション的なシーンがあると作品に深みがましたように思う。(★★★☆☆)
●蒼井優ちゃん舞台挨拶
上映後、蒼井優ちゃんの舞台挨拶があった。映画館は名古屋シネマスコーレ。
主演女優がここに訪れるのはかなり久々のようで、スタッフ一同に緊張感が走っていが、蒼井優ちゃんの登場で一変、なごやかな雰囲気になった。インタビューの中でも「泣き」のシーンの話が出ていたが、このシーンの撮影に4時間かかったようである。
15分という短い時間であったが、定員50人の小さな映画館はゲストを中心に一体になった。
→舞台挨拶の模様はこちらをご覧ください。