バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)という職業が今でも存在するとは思わなかった。バウンティ・ハンターとは逃亡犯や仮釈放中の犯罪者の身柄を拘束するプロの賞金稼ぎのことで、映画「DOMINO
」は実在したバウンティ・ハンター、ドミノ・ハーヴェイの波瀾にみちた物語だ。彼女は俳優の娘として生まれ、15歳でトップ・モデルとして活躍したのち、新聞で「バウンティ・ハンター募集」の文字を見つけ、賞金稼ぎとして第二の人生を歩みはじめる。
この映画で強い印象をうけるのはやはり主演のキーラ・ナイトレイの存在感だ。見事にこのクールな役を演じきっている。この手のアクション映画というと、「ニキータ」や「キルビル」を連想するが、実話だけにこれらとは違ったリアルな迫力があった。かなり脚色をしていると思うが、本当にこんなことが起こっていたかと思うと怖くなる。アクションのおもしろさもあったが、反面アメリカの病的社会の一面を見たような気がした。(★★★☆☆)