「8月のクリスマス
」は山崎まさよし×関めぐみによる、韓国版「八月のクリスマス
」のリメイクだ。私は少し前に韓国版を鑑賞していて、おおよそのあらすじは知っていたがクライマックスでは少しぐっときた。
シチュエーションは写真館を営む主人公に恋をする女性(関めぐみ)の職業が婦人警官ではなく、教師という事以外はほとんど韓国版と同じであった。
要所要所の演出もほとんど同じで、ただ俳優が変わっただけという気がした。キャストに関しては主人公に山崎まさよしを起用したことで音楽的な世界が豊かになった。
またキャラクター的にも山崎まさよし、関めぐみはうまくはまっていたと思う。ただ、基本的な設定でなぜか違和感を感じてしまった。それはオリジナル版が1998年韓国という事で、登場する小道具や物語の設定に関して理解出来たのに対し、日本版ではそれが不自然に思えてしまったからだ。
写真館の営業スタイル、デジカメ・DVDなどの技術的な違い、家族とか友達との関わり方など、韓国版では許せるが、日本版ではどうもしっくりこない。意図的にこうしたのかもしれないが、もう少し思い切った違いを出しても良かったのではないかと思う。また、この物語で重要な淡々と経過する時間的な空虚感のようなものが今ひとつオリジナル版に比べて弱かった。(★★★☆☆)