himiko 私の日常生活ではとうてい考えられない世界の話であった。しかしそこには性を超えた人間としての幸福感や愛、生と死みたいなものが存在していた。

物語は海辺に立つ一軒のゲイのためのホームを中心に繰り広げられる。好きだけど愛し合えない男女、理解しあえない親子。女の弱さ、男の欲望、ゲイのエゴ。それぞれの感情が交錯する。しかしみんな同じ人間であり、それぞれの人生がある事には変わりない。
メゾン・ド・ヒミコ はそんな人間にとって本当に大切な事を教えてくれる。

音楽も素敵だ。細野晴臣が担当したサウンドトラックからはなぜかしら「風」を感じる。まるで海辺で潮風にふかれている、そんな感じだ。

この映画、見終わってからじわじわきます。(★★★★☆)