female
映画「female 」は現在人気の女性作家の書き下ろし小説を、有名監督たちが映画化するという女性をテーマにしたJamFilmsだ。
今回の見所はそれぞれの小説をそれぞれの監督がどう味付けするかという点であろう。小説と監督のマッチングは下記のとおりである。
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タイトル | 原作 | 監督
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●桃|姫野カオルコ|篠原哲雄
●太陽が見える場所|室井佑月|廣木隆一
●夜の舌先|唯川恵|松尾スズキ
●女神のかかと|乃南アサ|西川美和
●玉虫|小池真理子|塚本晋也
どの作品にも女性としての、心理、欲望、宿命みたいなものが感じることができた。なかでも私が気に入ったのは、「女神のかかと」である。この作品は友達のお母さんに性的に惹かれてしまう小学生の男子の様子を、それを分かっていてもてあそぶ友達の母の性的な女の姿と、母性の姿がとてもキレイに描かれていた。主役の大塚寧々も役にうまくはまっていた。

オムニバスとしては、それぞれの持ち時間が短すぎて、小説全体の世界を伝えるにはやはり無理があったように思う。(★★★☆☆)