今年はSF映画が目白押しだ。宇宙戦争、スターウォーズに続いて近未来SFアクション「アイランド
」の公開だ。昨日一足早く、この映画を試写会で見てきた。この映画も遺伝子操作によるクローン問題をテーマとしている。すなわち、病魔に犯された臓器や肉体を自分の細胞を用いることで修復する「再生医療 」の問題だ。
現在この方法で作ることが可能なのは、角膜・皮膚・骨・血管・軟骨であるらしいが、この映画はそれを飛躍させたフィクションだ。
(以下若干ネタバレ注意)
主人公のリンカーン(ユアン・マクレガー)が生活するコミュニティは医療に使われるクローンの生産工場であり、彼もまたそこで生産された商品に他ならない。彼はあるきっかけで現実を知る。そして彼はアイランド行き(臓器摘出の死刑)を宣告されたジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)とともにコミュニティを脱出し、商品として生産されたクローンとして現実社会に立ち向かう。
この物語の裏のテーマとして人種差別や人権問題があり、これがこの映画を単なるSFアクションではない奥深い作品にしている。気を抜くところがあまりないので見る側も疲れるが、見る価値は充分ある。(★★★★☆)