「ニライカナイからの手紙
」は手紙にまつわるいい話。といった感じの映画だった。親子三世代の絆と一人の女性が成長していく姿を沖縄、竹富島を舞台に静かに描いている。この映画の見所は、なんといっても風希役の蒼井優の自然な演技だ。彼女は14歳~20歳までを演じているのだか、全てのシチュエーションにおいて彼女はその役を演じているというのではなく、その場の役に「染まっている」という感じをうけた。昨年の「花とアリス
」のアリス役もよかったが、今回の作品でより女優としての認識が高まった。彼女の自然体の演技は、いままでの日本の女優にない新しいものであるように思う。気が早いが今年の日本アカデミー賞の主演女優賞の可能性もあるような気がする。しかし、後半は本当にじわじわ泣けてきました。母親としての愛、祖父としての愛、痛いほど伝わってきました。(★★★★☆)